放射線警告

放射能汚染は怖いのか

東電や保安院、政府は被爆から国民を本当に守ってくれるのか?

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私達は国を信頼すべきなのか Is our government trustable enough??

私達は一体何を信用したら良いのか?

多くの国民、特に福島県周辺の住民は放射線や被ばくの影響をとても心配している、それなのに政府や東電はやれるはずの土壌検査等を全力でやっているとは思えない、やったとしても悪い結果は伏せる、結果知らない市民は被ばくしてしまう、、、

そんな国民無視のグズグズした政府や東電は全く話にならない、だったら自分でやろうという事で自分で調べて紹介する事にしました。

様々なマスメディアやネットでは既に色々な情報が発信され安心、安全、心配ない、直ちに影響は無いという楽観的なものから、危ない、危険だ、白血病や癌等の病気になるという悲観的なものまで様々、、、なぜか?

それはある側面では既得権益である電事連や原発利権、それに絡む色々な業界とそれでメシを食う人々等が沢山居るという事が大きく絡んでいるからだろうというのは容易に想像できる。

原発を推進したい側と、そうでない中立的、或いは批判的な側、の意見が違うのは当然です、私達は情報を発信している所が何所の誰なのか、何らかの利権係わっている、或いは利権に係わっている人間に近いかどうか、等が情報を見分けるポイントでしょう。

つまりそれぞれ皆それぞれの立場で注目したい所により注目し、都合の悪い事実は無視しているといえる、この在り方は検察腐敗や政官業の癒着など他も全く同じ、という事で何かしら利権に絡んでいる、或いは巨大スポンサーが後に控えているマスメディアの報道でそれらの利権に係わる事は殆ど信用できない、と言うより信じてはいけない。

放射能なんか怖くない、タバコや酒、その他のリスクと変らないと威勢良く振舞うのがカッコよく、放射能を不安に思っている人を馬鹿にするような言動をとる気の毒な中高年の人間の言う事は、成長期の子供や赤ちゃんには全く当てはまらないので注意したい。

有名人や知事らが福島などの農作物等を食べてください!おいしいですよ!等と売りたい気持ちは良く分かる、放射能汚染された土地だとレッテルを貼られたくないというのも当然だ、でもそれで放射能を含んだ土壌等で遊ばせる、汚染された農産物や魚介類を無理やり子供達に食わせるっていう大人の論理は絶対に容認できない!!世の中に絶対は無い、子供達を守らなくても良い等という正義は無い、避けられるリスクをわざわざ望んで引き受ける必要は無い。

その意味で年間20ミリシーベルトは問題ない、100ミリシーベルト以下なら癌にならない等という明確な根拠を示せない無責任なものは信用しては危険だ、もし仮にそれが真実なら世界中にある規制は全部必要ない、全部やめてしまえばいい。そうなれば今原発周辺で避難している人もその必要は無い、という事か?で、現実はどうなのか?あまりに矛盾している。

悪いものは悪い!そうハッキリ言わなければならない!1000人なのか10000人なのか知らないが、大多数の内の僅かな人が癌で死ぬかどうかで大騒ぎするな、という意見があるならそれはそれでいい、御用学者らはそれをそうハッキリ言えばいい。

100ミリシーベルト以下の内部被ばく等による放射能で癌で死んだ人がいないのではなく、癌等の病気の原因が放射能なのかどうかが解からない、と言うのが正しい、つまりどの程度放射能が癌等の病気に影響したのかが殆ど証明できない訳だ。

そういった面を考慮すれば、弱い立場の人間の側に立っている、或いは既得権益に盾突いている学者や専門家、ジャーナリスト等の言う事の方により耳を傾けるべきだと思います、そして両極端の意見を足して2で割り、弱い立場の人を考慮している人の意見により重きを置く位が丁度良いのかもしれません。

原発推進派から排除されている代表的な存在の一人、京都大学の小出教授は原発事故の現状について相当昔からかなり踏み込んだ意見を言っています、だから殆どテレビ等には呼んでもらえません、原発事故とは直接関係ありませんが、既得権に盾突いているといえば元阿久根市長の竹原氏とか元愛媛県警の仙波氏なんかは個人的には応援したい部類の人達です、こういう本物を潰すのが今の日本です。

保安院を含む政府や東電が現在発表している大気中、土壌、更には海水、食品等の放射能汚染データはある側面から見ればある程度正しいのかもしれませんが、意識的に専門家でないと分かりにくい形で公表する、価値の無いデータを大量に出す等して巧妙に重要な事実を隠している、又重要で悪影響が懸念されるデータは見つけ難くする等積極的に出さない、意識的に特定の部分等を調査しない、データそのものを(わざと?)間違える、いくら要求をしても特定のデータ自体は出さない等がありました、、、国民をなめているとしか言いようが無い、だから公表されたものをあ〜そうですか、とはいきません。

突然超高濃度に汚染された水を海水に流れていた事を公表したのも隠し切れないと分かっているからでしょう、、それと使用済み核燃料が原子炉建屋内に大量に保存されていたなんて事も4号機で爆発するまで伏せてきました、、、そもそも事故隠し、データ改ざんが当たり前の東電ですから彼らが示すデータ自体や現状把握も怪しいものです、つまり仮に彼らが公表しているデータ以外の事実がどんなに酷く汚染していたとしてもそれは誰にも分かりません、そしてその被害にあうのはいつでも弱い立場の人間です。

基準値を超えているが直ちに影響は無い、心配ない、と言う政府やそれを報じるテレビや新聞、それらは全て推測に基づいている、又原発推進派の御用学者とその関係者達は国民にバレないように何とかこの原発事故の被害の影響を小さく見せよう、放射能汚染は大したこと無いと思わせよう、都合の悪い事実は隠そう、と涙ぐましい努力をしていますがボクから見れば逆効果に思えます。

印象的だったのはフジテレビのワイドショーに出ていた若いゲスト解説者(大谷?)がまだ大気中の放射線濃度が高い時期に放射能は怖くない、等の趣旨の説明をしていて、雨に濡れても大丈夫なのか?という疑問に、「大丈夫です、雨で放射能は薄まりますから」と答えたのにはあきれた、、、平時の時の雨を言ってるんじゃないんだよ今は!、、放射能をたっぷり含んだ大気を通過してくる一発目の雨なんだよ、、、ホントに専門家かね、、、大気中に放射性物質が含まれている時期の調査で、色々な自治体が発表しているデータでは雨の後は大体数値が上がっている、素人のボクでも分かる様なウソを平気で付く、ため息が出ちゃいますよ、、、

極めつけだったのは、4月3日?の日曜日のサンデースクランブルに出ていた奈良林という大学教授?が、「プルトニウムの致死量は塩とそんな大差ない」「例え間違って食べても排出されるから大丈夫」云々と真顔で説明していた所で、プルトニウムは怖くないという事を言いたかったのかもしれないが、その説明自体が異常、というのに気が付かない程彼らの頭は麻痺しているのにビックリした。

で、3月で引退すると公言していた国民的に人気の高い池上彰が原発擁護派の御用学者等を呼んで4月以降も原発に関するテレビの特番に出ていたのは、業界はこの期に及んで引退するという人間を引っ張り出してまで国民をまだ洗脳しようとしているのか?、、とさえ思えたし、ある程度把握しているボクから見れば実際内容は原発推進派の専門家ばかりの偏った印象だった、、そこまでするか、って感じです、、、

政府はSPEEDIという予測システム等様々なデータを持っていたのに観測地点が少ない云々と言い訳ばかりで公表もせず放っておいた事を事故後一ヶ月近くたってやっと認めた、データ改ざんや隠蔽は得意技だから驚きはしないが、それまで政府がやってきた事は細かな土壌調査等もせず直ちに影響は無い、心配ないと言うばかり、、で、都合の悪い事実を隠しきれないと判断すると突然、こんなデータが出ました、前のデータは間違っていました、危険です、出荷停止です、避難してください、等と真逆の事を言いだす始末、、爆発直後に自ら率先して土壌や海水の汚染値を調べるべきだったのにやらなかった、、、

もう既に状況は絶望的だから調査をやれば恐ろしい値が出るのを知っていたからだと思えてならない、時間をかければ半減期の短い放射性核種は無くなる、原発作業員の被ばく線量をきちんと測らないのも同じ理由だろう、、、何と卑劣な連中なんだ、、、、結果IAEA等外国から避難区域外の場所の土壌汚染を指摘されるお粗末さ、、、

おい、これじゃソ連政府のチェルノブイリ事故の対応と変らないじゃね〜か!知らない住民はもう既に被ばくしてしまったじゃないか!!ふざけるな!!!と思わずぶち切れてしまったのを覚えている、、、

既に高濃度に汚染されているのにそれを知らない子供を含む住民は普通に暮らし、データを持たない非難区域外の自治体は安定ヨウ素剤を住民に飲ませなかった、、、直ぐに影響は現れない、これはチェルノブイリの時もそうだった、、今となっては30キロ圏外の住民が何とか被爆を免れていて癌や白血病等の病気に将来ならないことを祈るばかり、、、

原発周辺の汚染地域で実際に何が起きているのかはまだ殆ど分からない、次々に高濃度汚染地域等が見つかっている現状では結局の所もう退避エリア外でも既に被爆してしまった人は多数いるでしょう、、

そして既に相当量の放射能汚染が広がってしまっているので多くのエリア外の人々も外部被ばくも内部被ばくも、多少の被爆はもう避けられないのではないかと思っています、、、

百歩譲って東電や政府の言う事を信用したとして、、それでずっと後になって仮に何かの病気になったとしても因果関係が証明されていない云々で絶対に国は補償しないのはこれまでの公害病の対応を見れば明らか、、、国は建前では国民の生命と財産を守る云々と言ってるが実際やっている事は逆、、悲しいけれど最終的には自分の身は自分で守るしかない、それが現実。

低濃度の放射能に被爆し続けても問題なく安心です、等と説明している無責任な御用学者達は絶対に助けてはくれません。自分の身を守る為には放射性物質の正しい情報や知識、データが絶対必要です。

とにかく身の回りの土壌や環境、更には食品等がどの位放射能に汚染されているのか?又被爆すると何がどうまずいのか?どんなリスクがあるのか?或いはどの程度なら大丈夫と考えて良いのか?等を正しく知ることで無用な被爆を出来るだけ避け、そして将来的なリスクをなるべく少なくしよう!というのがこのサイトの趣旨です。

その為にはどうしたら良いのか?

基本的に放射線は見えないし匂わない、だから心理的な不安やストレスが溜まって放射能とは関係なくても病気になったりする事もある、、、、結論から言えば放射能に汚染されて被ばくしているかどうかは個別にホールボディーカウンターで調べるしかない、しかし殆どの人にはそれは無理、しかもそれでさえガンマ線メインなので正確に被ばく量を掴むのは難しい、、、

という事で、限られた場所だったりするのでどの位役に立つか分かりませんが、ボクの地元である鎌倉の大気中や土壌の放射線汚染レベルを手元にある放射線測定器(ガイガーカウンター)を使い、独自に調べた結果などをここでお知らせする事にしました、測り方などが適切でなかったり、又撮影しながら測定したりしたものは見づらいものもあったりと、決してベストな方法で測定しているとはいえませんが、多少の参考にはなると思います。

又、ボク自身チェルノブイリの事故等に以前から関心があり、これまで調べてきた事や、新たに知った事、役に立つ情報サイトや学者のブログ等も紹介し、如何に巷にあふれる情報を取捨選択し、どう身を守りながら生きていくのかを考えてみたいと思っています。

ボク自身研究者でも、専門家でもない一般人ですけれど、関東に住む人間としてなんらかの影響を受ける当事者でもあるので、身を守る為にどうしたら良いのか等色々な事を考え又行動もしていきたいと思っています。


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