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無料で、しかも簡単に収益が期待できる

ホームページの具体的な作成方法


トピック2でホームページを作る上で大事なポイントを理解したら早速具体的な無料ホームページ作成方法を見ていきましょう。

ここでご紹介する無料ホームページ作成方法はボク自身が実際に行った方法の簡単な要約です。ここ数年で急速に普及したブログ程簡単ではないものの、長い目で見てサイト設計の自由度が高く、レイアウト、デザイン面で制限が無く、運営コストも掛からないホームページを初めから作る方法を覚えておけば長い眼で見ると断然可能性が広がると思います。

又ネットビジネスの中心とも言えるネット通販等のインタラクティブ(双方向)なホームページを実現するには結局ホームページの仕組みを知り、その為のノウハウを知る必要があります。

そういったホームページを自分で作るにはそういった知識は避けて通れない訳です。それらはそれ程難しくはありませんし自分でやれば無料ですが、ホームページ作成を業者に頼めば結構な金額になってしまうでしょう。

どういった方法が一番自分に合っているのかはご自身で判断してもらうしかありません。もちろん物事が簡単な事に越した事は無いのですが、一番簡単=一番良い、とは限らない事を覚えておきましょう。

色々知識を習得するのは面倒だから一番簡単なブログ等を利用して、制約があってもとにかく簡単に、と言う方はそれでもいいでしょう。ただ無料、有料に関わらず商用可能なブログサービスかどうかを確認しましょう。

いずれ知識を習得して、より自由で、経費も掛からない独自のホームページを作って行きたい、と考えている方はボクが実践してきたこれから紹介する作成方法はひとつの有力な選択肢です。

どちらをずっと長く運営していくメインのウェブサイト(ホームページ)いわば本店、にするのかはそれぞれの価値観によって違いますから自分にあった方法でスタートしましょう、後、コツコツ何かを作るのが苦じゃない人は慣れてくるとホームページ作りって案外面白いと思います。

さて、ボクとしてはホームページ(本店)はブログではなくホスティングサービスを利用し、ブログは支店のような感じで新しい記事で有効的にお客さんを獲得するのに使うのがいいかと思っていますが、有料のブログサービスを利用するのであれば特に大きな違いはないのでどこをメインにするのかそれ程大事ではないでしょう。

さて、まずはホームページを公開するホスティングサービスを利用し、本店になるホームページを作るとするならその為のソフトが必要です。

既にお持ちであればそれを利用して下さい。まだお持ちでなければ、モジラをおすすめします。その他のソフトやテキストエディタでも構いませんが、ここではモジラを利用したホームページの作り方を説明していきます。

モジラはとても優れたオープンソースのフリー(無料)ソフトで、ホームページ作成機能の他、ウェブブラウザ(ホームページ閲覧)、メール、チャット等の機能も含まれ、独自のエンジンを備えた「モジラ」を使う事でIEやOEのバグ等を狙った多くのクラッカーからの攻撃やウイルス感染等を防ぐ事が出来るでしょう。

モジラはこちらから最新版をダウンロードする事が出来ます。(モジラスィートプロジェクトは06年4月に終了し、次世代のSeaMonkeyプロジェクトに引き継いでおり、安定した日本語版の登場が待たれます。但しホームページ作成ソフトとしてだけならモジラで十分です)

モジラホームページ

さて、モジラをダウンロードしてインストールしたらホームページを作る環境は一応は整いました。

でも、文字だけじゃ物足りないと考えているならデジカメを手に入れましょう。もし既に持っているならそれに付属している写真加工ソフトの使い方を確認して、ページに使うインターネットに適したサイズの写真も用意しておきます。基本は640×480程度ですが、それ以上だとサイズが大きすぎてディスプレイをはみ出す可能性がありますので注意します。

では一つ一つモジラを使った基本的なホームページの作り方を説明していきます。説明の中の殆どの写真はクリックすると大きな画面で確認できます。

モジラを使ったホームページの作り方!

1 ホームページを作成するコンポーサーの起動 モジラをインストールした後、モジラを起動して表示された画面の左下の円で囲まれたボタンを押してホームページ作成ソフトcomposerを起動します。
2 ホームページ作成ソフト起動画面 composerを起動するとこの様な画面になります。この画面に文字や写真等を入れたりして実際にブラウザで見る画面に近い画面でホームページを編集できます。
3 ページにテーブル(表組み)をいれます 起動したままの画面に直接文字や写真等を入れても問題ないのですが、ホームページを表示するディスプレイの環境は見ている人によって違いますから、 幅をブラウザいっぱいの100%にしておくとレイアウトがかなり崩れる事があります。ですので、テーブル(表組み)を使ってページの内容の幅等を固定します。
4 ウェブサイトページ内のテーブルの幅の設定画面 行数、列数をそれぞれ1にして、ここでは幅を800ピクセルにします。最近のディスプレイは大きくなってきていますが、 まだ小さいディスプレイを使っている人もいるでしょうから800位がいいでしょう。行数、列数1のテーブルは要は大きな四角い枠という事です。
5 実際にテーブルがページ上に入った画面 設定したテーブルがページ上に入りました。このままでもいいですが、このテーブルは要はページの幅を固定しているだけなので、 枠が見えているのはエレガントではありません。一つ前の設定で枠線をゼロにすれば線は表示されませんが、もう少し細かな設定が可能な画面を起動します。
6 テーブルの細かな設定を行う画面 設定を行いたいテーブルにカーソルを置いてダブルクリックします。するとこの画面が現れます。ツールバーの表ボタンを押しても同じです。
7 テーブルの表の細かな設定画面 設定画面をセルから表に変えて表(テーブル)の枠線をゼロにします。その他の設定も可能ですが他はそのままにしておきます。
8 表の設定画面で背景色も設定可能 ここでは設定しませんが、テーブル(表組)全体の背景色をここで設定できます。又表ではなくページ全体の背景色の設定もツールバーの所で可能です。
9 テーブル(表組)内の格セルの設定を行います テーブル(表組)の中のセルの設定を行う画面です。ここでもセルの幅や位置、背景色等の設定が出来ます。
10 テーブルの枠線が無くなり、編集画面では赤い点線になりました テーブルの枠線が無くなり、編集画面では赤い点線になりました。これでブラウザで表示しても枠線は見えません。
11 一つ目のテーブルの中に更に他のテーブルを入れて細かく分割したページの構成をしていきます 一つ目のテーブルの中に更に別の独立したテーブルを入れてページ内の構成を分けます。この様に細かなテーブルを入れる事で色々なレイアウト、デザインが可能です。テーブルを入れたい所にカーソルを置いて、右クリックして表の挿入を選びます。単にセルの追加だけでも可能です。
12 新しいテーブルの行数、列数、幅などを設定 新しいテーブルの設定は行数は3行、列数は1列、にして上から3つに分かれたレイアウトにしました。更に又テーブルを入れる事で更に細かなレイアウトが可能です。ここでは枠線はそのままにしておきます。
13 設定したテーブルが挿入された 設定した新しいテーブルがページに追加されました。高さは文字や写真を入れれば自動的に広がっていくので固定したい場合以外は設定する必要はありません。又テーブルの枠に表示されている小さな四角、三角、×マークでもセルの追加、削除などが簡単に出来ます。
14 追加したテーブルの一番上のセルの背景色を紺色に変えます 追加した新しいテーブルの一番上のセルの背景色を無色から紺色に変更します。又色も色コードを指定する事で自由に設定可能です。
15 セルの中に入力する値の表示位置を変えます セル内の入力する文字や写真等の値の位置を左右、中央、上下に変更できます。ここでは中央に設定します。
16 一番上のセル色が紺色に変わりました 一番上のセルの背景色が紺色に変更されました。
16 表示するテキスト(文字)の色を変更します。 デフォルトでは文字の色は黒ですが、ここでは黄色に変更します。
17 ツールバーのボタンの文字の色が変わりました ツールバーに表示されているボタンのテキスト色が黄色に変わりました。ツールバーではテキストの大きさ、太さ等を変えられます。
18 入力した文字が設定通りに表示されました 入力した文字が設定したとおりに表示されました。ここに入れる文字はページを見た人が最初に目にする非常に重要な所です。この文書でもっと見ようかどうかを決めるといっても過言ではありません。ですので何を一番訴えたいのか?そしてお客さんは何を得られるのかが「パッ」とイメージできる文書を書きましょう。
19 ページ内の見出しは見出し用のタグを使います 見出し用の文字には強調表示される見出し用のタグを使います。こういった細かなタグ指定は検索エンジンが表示ランクを考慮する時の材料の一つと考えられていますので、適切に使うと効果があるかもしれません。
20 見出し文字の大きさを4hにします 見出しの大きさは選べますので、お好みの大きさに変更します。ここでは4番目に大きい文字を指定しました。
21 入力した後に文字の位置を変更します 文字を入力した後に位置等を変更したい時は、その文字列をドラッグして選択します。ここでは文字を真ん中に表示するように変更しました。
22 文字列などをリンクにしたい時のツールバーのリンクボタン 文字列等のハイパーリンク(クリックすると指定先にページがジャンプ)を設定したい時はツールバーのリンクボタンを使います。
23 表示するページのアドレス等リンクの設定を行います 設定画面ではページ内に表示するハイパーリンクの文字列と表示先のページのアドレス、ファイルのパス等を指定します。
24 写真等の画像をページ内に挿入するボタン ページ内に写真等の画像ファイルを挿入する場合はツールバーの画像ボタンを押して表示するファイルを指定します。
25 表示する画像ファイルの指定 ホームページに表示する画像は本来はホームページのファイルと同じか直ぐ上のディレクトリ(フォルダ)等に保存しておいて、その中の画像ファイルを指定するのですが、ここでは仮にローカルPC内のサンプルピクチャーを指定しています。 ローカルのマイピクチャー内の画像のファイルのパスは、サーバーのパスとは違いますので、ページ用に丸ごとアップロードできるフォルダを用意して、ページを作る時には使用する画像ファイルをそのフォルダ内に保存して、ホームページでその画像を指定するようにすれば変更する必要がありません。
26 画像ファイルの説明などを入れます 表示する画像ファイルのURLと画像の説明などの文字を入れます。検索エンジンはこういった文字も読んでいますので、大事なキーワード等を使ってなるべく入れます。
27 表示する画像ファイルの大きさを指定します 指定した画像ファイルをそのまま表示すると大き過ぎるのでここで大きさを調整します。ただ実際の画像ファイルの大きさは変わりませんから、表示が小さくても実際は大きな画像ファイルをいくつも使うと表示に時間が掛かる事もありますので、その場合は画像自体を小さく加工しましょう。
28 写真の表示に関する設定画面 ホームページ上に表示する画像ファイルの表示位置、修飾、周りの文字の位置等を設定する画面です。ここでは写真の上下左右を5ピクセル空けて、写真を左にし、右にに文字を配置しました。更に写真に5ピクセルの枠をつけました。又写真の枠の色の変更も詳細な編集で可能です。
29 画像自体をリンクにすることが出来ます。 画像自体をリンクを設定する事も出来ます。すると、画像をクリックしてページを表示できるようになるわけです。
30 設定の通りに表示されました 設定画面で設定したように画像がページ上に表示されました。
31 入力した文字を修飾してみます 文書を適当に入力して、それを修飾してみます。修飾する場合は先ほどもしたように、ドラッグして選択します。
32 文字を大きくして更に斜体にします ツールバーのボタンで文字を大きくし、更にそれを斜体にしてみます。もし一度大きくした文字を小さくする等の場合、ツールバーの大、小ボタンを使うとその都度不要なタグが挿入されますので、編集メニューの元へ戻すを選びます。
33 文字の色を変更します 文字の色をここでは赤に変更してみます。文字の色はどこでも、変更したい所をドラッグして選択して変更できます。
34 文字が赤くなりました 選択した文字が赤になりました。非常に簡単です。
35 ここまで作成したホームページのソース ホームページはソースと呼ばれるHTMLで構成されています。ソースを直接見るとページを構成しているタグと文字列が確認できます。 <body>から下がホームページの見えるところです。一番最初に入れたテーブルも確認できます。アンダーラインの所の文字列がページに表示される文字です。
36 キーワードをホームページ内に適切にちりばめます これはサンプルのホームページなので適当に文書を入れていますが、ホームページを作る本番の時はページの上の方(始め)になるべく特に大事なキーワードを適度に使って文書を書く様にすると、検索エンジンの検索結果の表示ランクがあがるようです。 但し余り入れすぎると逆効果になるので注意します。
37 分からない事があればヘルプを見ると殆ど解決します 分からない事があればモジラのヘルプを見ると、詳しい説明が各項目ごとにありますのでそれらを参考にすると大抵は解決します。
38 ホームページのエンコード ホームページの文字コードはよくShift_JISが使われていますが、その他の文字コードでも作れます。説明すると難しくなるので省きますが、フォームメール等のサーバーサイドで動くプログラム(CGI)を使ってページを一緒に表示させる場合ホームページも文字コードをEUC-JPで書くと文字化けの問題がありません。
39 文字を更に強く強調する 文字を太く見せるにはツールバーのBボタンでいいのですが、より強く強調する場合、書式からテキストの装飾を選んで強い強調を選ぶと別の<strong>タグが挿入されます。<strong>タグで強調した文字は多少検索エンジンの結果に反映するようです。又CSSでの装飾が推奨されているのでその辺りも考慮しましょう。(モジラでもCSSベースで作成可能)
40 ページ内にアンカーを設定します ページ内にアンカーを設定します。要はこのアンカーを指定してリンクを張るとページの中のそのアンカーの場所に自動的に飛ぶというものです。ページ自体が長い場合に便利です。又単に別ページを作りリンクを張っても同じです。
41 アンカーの名前を入れます アンカーの名前を入れます。この画像では全角の日本語を入れていますが、本番では半角の英数字を入れます。
42 アンカーを入れると図のような目印が入ります アンカーを入れると図のような表示が入ります。又アンカーを後から編集したい場合はアンカーをダブルクリックします。
43 ホームページのソースを見ないでタグを入れる 通常ホームページのタグを編集するにはホームページのソース(HTML)を表示して編集しますが、ソースを表示しないでカーソルを置いた場所にタグを入れた文字列を直接入力できます。ソースを見ないぶんややこしくありません。
44 直接タグを入れて入力した文字 挿入メニューのHTMLで入力した文字列がページ上に入力されました。特定の場所に特定のタグを使用したい時等に分かり易いので便利でしょう。
45 ブラウザの枠に表示されるページのタイトルを入れます ページを作っている時は小まめに保存した方がいいですが、まだ一度も保存していないと、ページのタイトルを入れる画面が出ます。ここに入れるタイトルはグーグルやヤフー等の検索エンジンの表示にも使われますので非常に重要です。重要なキーワードを使用したホームページの要約の様なキャッチコピー的なタイトルをいれます。
46 トップページは必ずindex.htmlにします トップページのファイル名は必ずindex.htmlにします。その他のページのファイル名は好きな名前で半角英数字等で入れます。
47 ページのタイトル等を後から編集します 先ほど入力した文書がブラウザの枠に表示されています。又ページを保存した後にページのタイトル等を編集する事も出来ます。
48 ページのタイトルや説明文の編集も出来ます ページのタイトルとプロパティではページのタイトルやページの説明文の編集が出来ます。ここで入れる説明文はインフォシーク等の検索エンジンの検索結果に反映されるようです。
49 先ほど入力したページの説明のhtmlソース 先ほど入力した説明文などのhtmlソースを見てみると、<head></head>の間に挟まれている事が分かります。
50 タイトルや説明のほかに大事なキーワードも入れます モジラの入力画面ではキーワードを入力できなかったので、htmlのソースを表示して図のようにキーワードを入れるmetaタグを入れます。又図のようにrobotの所をnoindex,nofollowとするとそのページは検索エンジンが無視する設定なります。逆に何も入れないかindex,followとすれば検索されます。
51 ブラウザで表示してみます とりあえずここまでのページ内容をブラウザで表示してみます。又いくつか違った種類のブラウザでも表示の確認をしましょう。これで基本的なホームページは問題なく作れます。とにかく最初はシンプルに、色々一度にやろうとしない事です。そして将来よく理解してきた段階で色々手直ししていくと良いでしょう。


最初は余り凝ったページを作ろうとせず、とにかくシンプルに、大事な点をきちんと訴える文書中心の内容のあるページを作りましょう。もちろん、商品によっては画像(イメージ)も大事です。そして文書のボリュームは多すぎず、少なすぎず、そして大事なキーワードを適度にちりばめながら文書を書きます。

きちんとした売り上げが取れる収益の期待できるホームページを作る上でキーワードはとても大事ですが、自分で思いついたキーワードが人々の間でどの位使われているものなのかを掲示板等で調べてみるとその割合をある程度掴むことが出来ますので、ヤフー等の掲示板でキーワードを検索してみると良いでしょう。又キーワードアドバイスツール等を利用するのもいいでしょう。

キーワードアドバイスツール等検索エンジン対策のサービス提供サイト:無料登録ドットコム

又検索エンジン対策(SEO)用HTMLソース内の基本的なタグの記述方法は以下の通りです。

<title>重要キーワードを含んだホームページのタイトル</title>

<meta name="description" content="ここにホームページの説明"> 

<meta name="keywords" content="ここに半角カンマ「,」でそれぞれのキーワードを区切り記述します。">

<meta name="robots" content="index,follow">(検索エンジンロボット用タグ)

<h1>〜<h6> 見出しタグを使い見出しを記述。

<strong></strong> このタグで重要キーワードを強調します。(文字が太くなる)

さて、ページが完成したらそれをどこに保存し(アップロード)一般に公開するかが次のステップです。

もし既にホームページ公開スペースを持っているのであればそちらを利用すれば良いですし、ブログのみで商売しようと考えているの方ならそのサービスを利用すれば、上記の様なモジラ等を利用してページを作る必要もないでしょう。

ただ何度も言いますが、一番簡単な方法が一番良い方法とは限らないと言う事は覚えておいてください。

ここでは、独自に基本的なホームページを自分で作成してそれをプロバイダーやホスティング(レンタルサーバー)サービスが提供するホームページ公開スペースにページのファイルを設置すると言う方法を簡単に説明します。

説明するといっても、設置自体は特に難しい事は何もないのですが、何が難しいと感じさせているのかといえば、ホームページがどのような仕組みで色々な人が見る事が出来るようになっているのか分からないと、何をどうすればそうなるのかが理解できないから難しく思えるわけです。通信技術自身はちょっと難しいですが、、、(^^;)

ホームページのコンテンツ(ホームページ本体HTMLファイルや画像ファイル等)はホームページを誰でも見られるようにするため専用のソフトウェアがインストールされたコンピューター(ウェブサーバー)上に保存します。

保存するといっても、自分のパソコンに保存する訳ではないので、ホームページコンテンツのファイル等を移動させる必要があります。

移動させる先がプロバイダーが提供するコンピューターであり、ホスティング業者のコンピューターな訳です。

プロバイダーが提供するホームページ公開スペースにホームページを設置する場合はそれぞれのプロバイダーの説明書を確認しましょう。

ホスティングサービス業者と契約して、ホスティング業者が提供するホームページ公開スペースにコンテンツを設置したい場合は別途ホスティング業者と契約しましょう。

インターネット上にはホスティング業者を選択する為の比較検討サイトが沢山ありますが、どれも似たようなものばかりで肝心な部分が分からない、或いは大事な部分を見落としてしまう等の場合があります。

価格も大事ですが、まずは直ぐに廃業しないような業者かどうか、基本的なサービスが充実しているか、サーバーが比較的安定しているか(価格が安い場合多少の障害は仕方ないでしょう)、等で判断しましょう。

それらを考慮し、又ボク自身も利用していたお奨めのホスティング業者を紹介しておきます。

現在ボクの所ではこのホスティングサービス使っていませんが、理由は単に別の業者も利用してみたかった為この業者とは現在は契約していませんが、大手のカー用品メーカーのサイトなども利用しているホスティング業者で、ボクが使っている時は通信の品質、サービス面等全く問題ありませんでした。一般的なCGIも無料で使えますし、わからない事があれば教えてくれますし価格も手ごろで初心者向きと言えます。データベース等も使え通販サイト等も簡単に作れるようです、詳しくは問い合わせて見ましょう。

ウェブキーパーズ http://jp.webk.net/

又独自にホームページ用のドメイン(ホームページのアドレス名、yahoo.co.jp等)も収得しておくほうが契約業者を変更する時など今後の運営の為には色々いいのでホスティング業者か専門の業者のサービスを利用してドメインを収得しておきましょう、業者に頼んで収得しても値段は高くありません。もちろん、ホスティング業者(レンタルサーバー業者)が提供する無料ドメインでもいいですが、その場合仮にコンテンツを移転したい場合等に業者によっては手間取る場合があるので注意しましょう。

リーズナブルなドメイン業者ヴァリュードメイン http://www.value-domain.com/

さて、ホームページを設置する場所が決まったら、ホームページコンテンツを自分のパソコンから移動先のコンピューターに移動させる必要がありますが、その為にはソフトウェアが必要です。

その代表的なソフトがFTPソフトです。このソフトはファイルを送受信する為のソフトで、自分のパソコンにFTPソフトをインストールして、遠隔地のコンピューターにネットを通じて接続して、ファイルを移動(アップロード)させるというものです。

使い方は簡単です。それぞれのFTPソフトによって多少設定方法は異なりますが、移動先のコンピューターの場所と接続する為のIDやパス等を設定すれば利用できるようになります。

フリーソフトでも良いFTPソフトがありますのでそれらを無料ソフトを紹介する「窓の杜」や「ベクター」などからダウンロードして利用しましょう。設定方法等はそれぞれのソフトについてくる説明を参考にします。最近はFTP接続がセキュリティーに関して問題になる場合があるのでそれに対応したファイルジラ等のFTPソフトを使うと良いでしょう。

さて、ファイルを移動する(アップロード)為のFTPソフトが使えるようになったら早速ホームページコンテンツをアップロードしてブラウザで表示を確認してみましょう。

表示されれば既に一般に公開されていますが、公開当初はだれもあなたのホームページを知りません。そこでキーワード等でホームページのある場所を見つける為に利用されている検索エンジンに登録します。

まずは無料のGoogleに登録します。ヤフー等の有料登録その他は適時ご自身で判断します。登録方法はGoogleのサイトに詳しく有りますのでそちらを参照します。

これで一応ホームページの公開までの簡単な手順は終了です。ただホームページから商品を直接販売する場合にはその他にCGIと呼ばれるプログラムも利用するといいと思います。これは単に情報の一方通行でなく、インタラクティブにする、つまり掲示板等のようなものを使うといえば分かりやすいでしょうか?

そのCGIプログラムの一つのフォームメール(ホームページ上から直接メールを送信する仕組み)はお客さんからの問い合わせや注文などに利用される為設置すると便利です。

それぞれのCGIの設置方法や使い方は全くの初心者にはHTMLのソースをいじったりするので多少難しいですが、素人だったボクでも出来ましたからきっと皆さんでも出来ます。

インターネットで探せば無料で利用できるフォームメールやショッピングカート等のCGIプログラムを見つける事が出来るでしょう。

CGIプログラムを利用するというのは一般的にはプログラム言語の一つのPerlと呼ばれるもので書かれたプログラム(スクリプト)を利用するという事を意味していると思います。

Perlプログラム(スクリプト)について説明する書籍やウェブサイト(ホームページ)は多いので、ここでは省略しますが、要はPerlがインストールされているサーバー(ホスティング業者)を利用し、そのサーバーにCGIのソースプログラムを設置(アップロード)し、ホームページ上からそのプログラムを呼び出してデータの処理や実行をさせる訳です。

ですので、CGIを利用する場合ホームページのファイルを設置する(アップロード)するサーバーにPerlがインストールされている必要がありますが、まず間違いなくホスティング業者が提供するサーバーにはPerlがインストールされていますので心配ないでしょう。でも念のため利用前に確認しましょう。

大抵のCGIソースプログラムはそのプログラムを説明した文書ファイルがありますので、それを参考に設置すれば問題ないでしょう。

CGIをホームページ上から呼び出すにはホームページファイルのHTMLにCGIを呼び出す為のスクリプト(文字列)を書き加える必要があります。

でもこれは難しくありません。ですが、HTMLソースをはじめて見ると、訳の分からない記号やら、アルファベット等がごちゃごちゃあってややこしく見えますが、実はそれ程複雑ではありません。ホームページのソースを見たい場合はブラウザ(IE)のツールバーの「表示」のソースをクリックして表示させる事が出来ます。

たとえばフォームメールと言うCGIを設置するとすると、こんな感じのスクリプト(文字列)をHTMLのソース内に書くわけです。書く場所はどこに表示したいかで変ります。

基本的にウェブブラウザ(インターネットエクスプローラー等のホームページ閲覧ソフト)はソース(HTML)を上から順番に読み込んでいくので、下ソースの下にCGIを呼び出すスクリプトを記述すればページの下の方に表示されます。

以下のフォームメールのHTMLはテーブルと言う枠組みの中にそれぞれの記入項目をはめ込んで、表示を整形しています。<table></table>と言うタグがそれです。


<form method="post" action="formmail/form.cgi">
<input type="hidden" name="title" value="メールの件名をここに入れます">
<table>
<tr>
<td align="right">
お名前:
</td>
<td align="left">
<input type="text" name="お名前" size="20">
</td>
</tr>
<tr>
<td align="right">
振り仮名:
</td>
<td align="left">
<input type="text" name="ふりがな" size="20">
</td>
</tr>
<tr>
<td align="right">
Eメール:
</td>
<td align="left">
<input type="text" name="e-mail" size="30"><font size="2" color="#000000">半角英数字でお書き下さい。</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td align="right">
性別:
</td>
<td align="left"><input type="radio" name="性別" value="男" checked>男
<input type="radio" name="性別" value="女">女
<input type="radio" name="性別" value="その他">その他
</td>
</tr>
<tr>
<td align="right">
ご意見:
</td>
<td align="left">
<textarea name="ご意見" rows="4" cols="50"></textarea>
</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" colspan="2">
<input type="submit" value="送信"><input type="reset" value="取消">
</td>
</tr>
</table>
</form>


これを普通にブラウザで表示すると以下のようになります。試しに上のHTMLをコピーしてご自身の環境で試されてもいいでしょう。

お名前:
振り仮名:
Eメール: 半角英数字でお書き下さい。
性別: その他
ご意見:

一番上の行の<form method="post" action="formmail/form.cgi">がサーバーのソースプログラムを呼び出しています。そしてサーバー側のform.cgiが送られて来たデータを実行処理します。actionと言う所がソースプログラムファイルのパスです(パスとはファイルの場所を示します)。相対パスでも絶対パスでもどちらでも構いません。ちなみに上の見本は相対パスです。

入力項目の一つの一行のテキスト入力はこの様に記述します。sizeで入力項目の長さを決めます。未入力だと自動的にデフォルトの値で表示されます。
<input type="text" name="お名前" size="20">

一番下のご意見欄は複数行の入力項目なのでこの様に記述します。rowsやcolsの数値を変更すれば入力欄の大きさが変ります。
<textarea name="ご意見" rows="4" cols="50"></textarea>

見ての通り、ソースプログラムを呼び出すHTMLはそれ程難しくはありません。ショッピングカートの場合も同様に、ソースプログラムを呼び出し、データを渡す似た様なHTMLを記述するだけです。

ホームページのHTMLにCGIを呼び出し、データを送るスクリプトを書き加えたら、ホームページ側の作業は完了です。後はCGIソースプログラム(.cgiファイル)のPerlのパス(サーバー内でPerlがインストールされている場所)を確認して、必要であれば変更します。Perlのパスはこんな感じでファイルを開いた一番上の行にあります。メモ帳等のテキストエディタでも変更できます。
#!/usr/local/bin/perl

又、サーバーからメールを送信するにはメールを送信するサーバーにインストールされているメール送信ソフトを利用する必要があります。

代表的なSendmail等のソフトのファイルのパスを確認し、CGIプログラム内のファイルの中のメール送信ソフトのパスを正しい値にします。ファイルのパスはこんな感じです。
/usr/local/bin/sendmail

又適時他の設定も利用するCGIプログラムに従って設定します。

Perlとメール送信ソフトのパスをサーバーの設定通りにしたら、FTPソフト等で契約しているサーバー等のCGIが動作するディレクトリ(フォルダ)へアップロードします。

ホームページ公開スペースと同じディレクトリでもCGIが動作するサーバーもあれば、動作するディレクトリが決められているサーバーもありますのでプロバイダーや契約業者に確認し正しい場所にアップロードします。

アップロード後は、.cgi等のファイルやディレクトリのパミッションと呼ばれるファイルに対する動作の許可を設定します。.cgiファイルは755その他のファイルは644等です。契約サーバーによって決められている場合がありますのでその場合はその値にします。

FTPソフトでパミッションの値を設定するのはこんな感じです。

ファイルのパミッション設定


これでCGIの設定は完了です。

又ホームページが閲覧されたかどうかを確認する為のアクセス解析サービスも利用すると、いつどの時間にどのページが見られたか?等が分かるので、その後のページ運営の参考になるので利用しましょう。

アクセス解析はホスティング業者のサービスに含まれている事もありますから、その場合は特に自分で何かする必要はないでしょう。

独自にCGI等のアクセス解析プログラムを設置する場合は上にあるCGIの設定方法を参考に、それぞれのCGIプログラムの説明にしたがって設置しましょう。

以上で基本的なホームページ、CGIの設置は完了です。後はアップロード後に動作確認してうまく機能すれば、後はお客さんが来るのを待つのみです。

そして売上げが上がれば必ず経理処理が必要になってきますが、取引数が増えればその管理は結構面倒になってきます、そこで会計ソフトを使ってみるのも悪くありません。

ボクもしばらくは手書きでやっていましたが、間違い等があった時にそれを探し出すのがとても大変だったりして、特に決算時期には非常に頭を痛めていましたが、会計ソフトを使うようになってからはその辺はホントに楽になりました。

会計ソフトは色々市販されていますし、既にお持ちならもうお解かりですよね、でもまだ持っていないけれど興味があるという方はボクも使用しているおすすめの会計ソフトを紹介します。

価格もリーズナブルで機能もシンプル、インターフェースも解りやすい方だと思います、使っていれば直ぐに慣れるでしょう。そのソフトはダウンロードでお試しできるので購入するかどうかは試してみてからでも良いでしょう。

おすすめ会計ソフト「一番かんた〜ん会計」販売サイトはこちらです

さて、これで一応受注から経理まで一通りそろいました、後は時間と共によりサイトの完成度を高めていけばいいわけですが、その際にインターネットやビジネス全般に関してより深く勉強したい方には以下のサイトが参考になると思いますので、ホームページ作成にあわせて確認してみるといいでしょう。

但し、奥は深いので最初から完璧を目指さず(完璧というのはまずありえませんし、、、)欲張らず、一通りの作業を完了し、運営をしていく中で何か見つけた時、気がついた時等に改善していくという方が勉強しながら同時に収入も得られるのでいいでしょう。

世の中にインターネットビジネスに関する情報が溢れる中、インターネットビジネス、特にインターネット通販に関しては色々実践しているこちらのサイトは勉強になり、又教材を販売しているので何かの役に立つと思います。

ディービィーインターネットビジネス実践研究会




インターネットビジネスに限らず、ビジネス全体、商売の基本を真面目に学び、自分の商売に生かしたい方は、様々なサービスの提供、ビジネス情報&ビジネスIQを高めるメールマガジン等を発行しているこちらが役に立つでしょう。

株式会社泉田事務所




ビジネスを心理面から訴えて人の心についての洞察も深い神田昌典氏のこちらの公式サイトも商売をするうえで、会社を経営していく上で、又人生を生きていく上で参考になるのでお薦めです。

株式会社アルマック



さて、上でご紹介した便利なCGIプログラムですが実はこのページで使用しているMKワールドサプライズのオリジナルCGI、フォームメール「敏速ポスト君」(と命名)をこちらから無料で提供しています、興味ある人はどうぞ。


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